私の母、山口千代子もおよそ六十数年前(1938年)、高田はわよ女史と同じ林忠次郎直傳の靈氣を学び、2003年81歳で亡くなるまで靈氣療法をつづけておりました。
私は子供の頃から靈氣で育てられ風邪、頭痛、ケガぐらいは母の靈氣で簡単によくなるという経験は豊富にあり、靈氣の有効性は充分に理解していました。母の記憶を紐解いて古い資料や写真を整理していると母に靈氣を靈授した人は、西洋レイキの原点である、林忠次郎だと解りました。ある日東京で、あるセミナーに参加した時に、参加者の中に西洋レイキのティーチャーがおられました。その人から西洋レイキの現状を詳しく教えられ、レイキ愛好者の多さに驚くと共に、エネルギーヒーリングが現代社会に認知されてきたことを実感しました。その後そのティーチャーの紹介で、有名なレイキマスターが母を訪れ、中には海外からも林忠次郎直傳靈氣継承者の母を訪ねて多くの人が来ました。
ある西洋レイキのティーチャーの方から日本に伝わる伝統靈氣の流れと現状を詳しく教えて頂きました。母を訪ねられた方から母の存在が大変貴重であり、「このまま埋もらせてしまうのは惜しい」と言われました。「西洋レイキの影響を全く受けていない直傳靈氣を、多くの人に伝えてほしい」とも言われました。それから一年のあいだ、度々問い合わせがあり、一部の人には靈授をして喜ばれました。しかし反面、靈授が中途半端であるのに、直傳靈氣を身に付けたと宣伝されたり、また噂がかってに伝わったりと、不本意な出来事が続いていたとき、好意的なレイキマスターの方々に「お母様が六十数年前に林忠次郎に習われた通りを忠実に再現したセミナーを開催し、修了した人には認定証を発行してはどうですか」とアドバイスを頂きました。
今までは個人的に教えていましたが、これからはもとめる人が参加できる形にしました。
「直傳靈氣セミナー」は日本発の初めての靈氣セミナーです。そして世界初です。